4月1日 11:00~19:00  4月2日 11:00~18:00

渋谷区猿楽町2-3 コーポ天城502

懐かしい記憶

子供の頃に大好きだったお菓子「スカイミント」のパッケージを思い浮かべながら、レモンのバッグを作りました。ストライプの生地に、大きなレモンで爽やかで元気なイメージ。でも作り終わって画像を検索したら、パッケージはストライプではなく虹の柄で、レモンも使われておらず、勝手に自分の中で変換されていたようでした。
実物とはずいぶんずれてしまうことも多いですが、デザインを考える時は、自然と子供の頃に見たかわいいものや大好きだったものの、懐かしい記憶をたどっているような気がします。

人形を作り始めたのも、昔好きだった「こけし」を紙粘土で作って、鉛筆の先に付けたのがきっかけでした。売るつもりはなかったのですが、出来上がって並べた姿がかわいくて、布でブローチにしてみよう!と思ったんです。
今でも人形を作っている時は、商品とは考えていません。一つずつ、違う表情の子が生まれるのを楽しんでいるような感じです。動物とか、人間のかわいい表情、足や手の格好を思い浮かべて…特に動物は言葉が通じない分、じっくり表情を観察するのが好きで、何ミリか口角が上がったなとか、目がちょっと下がったとか、まばたきの感じとか、ワクワクしながら想像します。完璧じゃなくて、不恰好で愛らしい。そういうものを作るのが好きなのかもしれません。

新作で作ったスイカ&レモンガールも、そんな気持ちで作りました。不恰好なんだけど、チャーミング。フルーツモチーフのものが作りたいと考えていたら「ジューシーフルーツ」が浮かび「ジェニーはご機嫌斜め」が頭の中で流れ出し、歌詞とは関係ないのにこの子たちが浮かんできてました。
白いプチプチが入っているフルーツの香りのするシャンプーのこととかまで、次々思い出してきて、おどけた表情で踊っているようなの女の子になったんです。

chitose.K(チトセケイ) 村上千歳

文化服装学院卒業後、パタンナー、デザイナー、洋裁教室講師を経たのち、2009年に布小物のブランドchitose.Kを立ち上げる。現在は布に加え、陶器のアクセサリーや、アパレルメーカーの別注商品なども手がけている。

A4サイズのものがたっぷり入るレモンのトートバッグは、持ち手の長さなど使い心地もしっかり計算されていて、使いやすいと好評のアイテム。マーケットでは前回に引き続き、サンプルの陶器のブローチなどお手頃価格の限定アイテムも販売いたします。

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